対人賠償保険とは

対人賠償保険は、事故で相手を死亡させたりケガをさせたときに、自賠責保険で足りない分を補償する保険です。賠償額が数億円になった判例があるため、保険金額は「無制限」が事実上の標準になっています。

補償される範囲

項目内容
対象事故の相手(歩行者、相手の車の運転者・同乗者など)の死亡・ケガ・後遺障害
支払われるもの治療費、休業損害、慰謝料、逸失利益、葬儀費など
対象外自分自身、配偶者、父母、子(同居・別居を問わず対象外となるのが原則)
支払いの順番まず自賠責保険、超過分を対人賠償保険が支払う

家族が対象外になる点は見落とされがちです。同乗していた家族のケガに備えるには人身傷害保険が必要です。

保険金額は無制限が基本

対人賠償を有限にしても保険料はほとんど下がらないのに、上限を超えた差額は自己負担になります。人身事故の賠償は長期の介護費や逸失利益を含むため、想定を大きく超えることがあります。

節約したい場合は、対人賠償を削るのではなく車両保険の条件や割引で調整するのが定石です。

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よくある質問

Q. 対人賠償保険を無制限にすると保険料は大きく上がりますか?

A. 大きくは上がりません。上限を設ける節約効果は小さく、超過分の自己負担リスクのほうが重いため、無制限が選ばれています。

Q. 同乗していた家族のケガは対人賠償で補償されますか?

A. 原則として対象外です。配偶者、父母、子は対人賠償の対象から外れます。人身傷害保険や搭乗者傷害保険で備えます。

Q. 自賠責保険と重複して受け取れますか?

A. 重複ではありません。まず自賠責保険が支払い、その限度額を超えた部分を対人賠償保険が負担する仕組みです。

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