車両保険とは
車両保険は、自分の車の修理費を補償する保険です。保険料に占める割合が大きく、「付けるか外すか」で総額が最も動く項目です。ここでは補償の範囲と、付けるべきかどうかの判断軸を整理します。
一般型とエコノミー型の違い
| 事故の種類 | 一般型 | エコノミー型(車対車+A) |
|---|---|---|
| 相手の車との衝突 | ○ | ○ |
| 盗難・いたずら・落書き | ○ | ○ |
| 火災・台風・洪水・飛来物 | ○ | ○ |
| 単独事故(電柱・ガードレール接触) | ○ | × |
| 当て逃げ(相手不明) | ○ | × |
| 転落・転覆 | ○ | × |
差は「相手がいない事故」です。運転歴が浅い方や、車庫入れで擦る不安がある方は一般型が向いています。
付けるべきかの判断基準
- 1
修理費を現金で払えるか
全損時の買い替え費用を貯蓄で用意できるなら、外す選択もあります。
- 2
車の時価額
年式が古く時価額が下がった車は、受け取れる上限も下がります。保険料に対する効果が薄れます。
- 3
ローンが残っているか
残債があるうちは、全損時の負担が重くなるため付けたほうが安全です。
- 4
新車・EVかどうか
修理費が高くなりやすい車は価値が高まります。EVの自動車保険もご覧ください。
免責金額と等級への影響
免責金額(自己負担額)を上げると保険料は下がります。「1回目0円・2回目10万円」のような設定が一般的です。少額の修理を自腹にする前提なら、免責を上げるほうが総額では有利になることがあります。
また、車両保険を使うと等級が下がり、翌年以降の保険料が上がります。修理費が小さいときは、使わずに自己負担したほうが安く済むケースがあります。
よくある質問
Q. 車両保険を使うと保険料はどのくらい上がりますか?
A. 事故の種類によって等級が1〜3等級下がり、事故有係数が適用されるため、翌年以降の保険料が上がります。少額修理では使わない判断も合理的です。
Q. エコノミー型で当て逃げは補償されますか?
A. 補償されません。相手が特定できない当て逃げは一般型のみの対象です。
Q. 古い車に車両保険は意味がありますか?
A. 時価額が下がると受け取れる上限も下がるため、効果は薄くなります。時価額と保険料を並べて判断してください。


