自動車保険を安くする方法
自動車保険の保険料は、補償を削らなくても下げられる余地があります。ここでは効果が大きく、リスクが小さい順に並べました。上から順に見ていけば、必要な備えを残したまま総額を落とせます。
1. まず複数社を同じ条件で比べる
これが最も効きます。補償内容をそろえても、会社によって保険料に差が出ます。しかも「どの会社が安いか」は年齢・等級・車種で入れ替わるため、前回安かった会社が今回も安いとは限りません。
一括見積もりなら、同じ条件のまま横並びで確認できます。補償を1つも削らずに済む方法なので、最初に行う価値があります。
2. 割引の取りこぼしを回収する
条件を満たしているのに申告していない割引は、そのまま損になります。よくあるのは次の5つです。
- インターネット割引 — ネット申込みで適用
- ゴールド免許割引 — 免許証の色で判定
- セカンドカー割引 — 2台目を7等級スタートに
- 新車割引 — 初度登録から一定期間内
- 証券不発行割引 — 証券を紙で受け取らない
一覧は自動車保険の割引一覧にまとめています。
3. 年齢条件と運転者限定を実態に合わせる
「誰が運転するか」を絞ると保険料は下がります。子どもが独立して運転しなくなった、配偶者しか乗らない、といった変化は保険料に直結します。
ただし、絞りすぎると対象外の人が運転した事故で補償されません。年齢条件の決め方と運転者限定の決め方で線引きを確認してください。
4. 車両保険の条件を調整する
保険料の中で最も重い項目です。ここは3段階で調整できます。
- 1免責金額(自己負担額)を上げる
- 2一般型からエコノミー型(車対車+A)に変える
- 3車の時価額が下がっていれば、外すことも検討する
判断基準は車両保険で解説しています。ローン残債があるうちは外さないのが安全です。
5. 使用目的と走行距離を正しく申告する
通勤使用から日常・レジャー使用に変わった、年間走行距離が減った、といった変化も保険料に反映されます。テレワークで通勤しなくなった場合は見直しの価値があります。
実態と違う申告は、事故時に支払いに影響するおそれがあります。正確に申告してください。
6. 支払方法と契約の形を見直す
- 年払い(一括払い)にする — 月払いより総額が下がるのが一般的です
- 早割を使う — 満期の一定期間前までに手続きすると割引になる会社があります
- 重複特約を外す — 個人賠償責任は火災保険やカードと重複しやすい部分です
- 等級を守る — 少額修理で保険を使うと翌年以降が上がります。等級制度を確認してください
やってはいけない節約
- 対人・対物賠償の上限を下げる — 保険料の下げ幅は小さく、超過分は全額自己負担になります
- 人身傷害保険を外す — 自分と家族のケガを守る唯一の土台です
- 実態と違う条件で申告する — 保険金が支払われないおそれがあります
よくある質問
Q. いちばん効果が大きいのはどれですか?
A. 複数社を同じ条件で比較することです。補償を削らずに差額だけを取れるため、最初に行う価値があります。
Q. 途中で乗り換えても等級は引き継げますか?
A. 引き継げます。等級は保険会社をまたいで通算されます。詳しくは自動車保険の乗り換えをご覧ください。
Q. 安い会社に変えると事故対応が悪くなりませんか?
A. 保険料の安さと事故対応の質は別の指標です。事故対応満足度ランキングもあわせて確認してください。
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